​ウォールナットはすばらしい樹種ですが、白太(樹皮に近く色が薄い部分)には虫がつきやすいことから、無垢で使うときには気をつけなければなりません。

しかし、虫食い跡を残した板もまた、この木ならではの風合いがあるとして珍重されることがあります。

20世紀を代表する家具デザイナーのひとりであるジョージ・ナカシマは、ウォールナットをこよなく愛していました。

「パール」と呼ばれる根や太く枝分かれした又木といった、あまり使われることのない部位も大切に生かしたことでよく知られています。

こうした特徴的な部分にこそ、アーティスティックな感性が刺激されたのでしょう。

普通は捨ててしまうような部分さえ、高級家具の一部として愛されるほど、ウォールナットには銘木としての味わい深さがあるのではないでしょうか。

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