東野圭吾原作の「さまよう刃」

寺尾聡主演の映画(2009年)をみてから竹野内豊主演のドラマ(2021年)をみた。


映画では主演の寺尾聡演じる長峰を追いかけていた織部刑事役だった竹野内豊

11年後のドラマでは復讐を果たそうとする父親の長峰役だった

続けてみたのでちょっと不思議な感じだった


映画とドラマを比べたらさすがに60分6回のドラマのほうがおもしろいというか感情移入できた。

ドラマでは主人公の娘役が今大人気の河合優実さん。

強姦され殺害されてしまうのですがそのシーンは壮絶すぎて・・・あらためてすごい女優さんなんだな~と。


最終的に娘を殺害された父親・長峰は主犯の少年カイジに復讐を果たすことなく刑事に銃で撃たれて亡くなってしまう。

復讐に成功するよりもこのほうがいろいろと考えさせられる。

石田ゆり子さんが演じる木島和佳子が警察で聴取を受けている時に

「人を殺しても罪になる人とならない人がいる。その違いはなんなのでしょうか」

と言ったのがとても心に残った


さすが東野圭吾作品だな

今度は原作を読んでみようと思う。

ちょっとこわいけど・・・