初出場の石岡一高を応援するためのバスツアーに参加しました!
24日の夜9時に小美玉市を出発したバスは途中休憩をしながら午前2時には浜松で休憩をし明け方には茨城の応援バスが合流する草津PAに到着
駐車場はトラックと観光バスでいっぱい。駐車スペースが空くのをしばらく待たなければならない混雑ぶり。
そして観光バスのほとんどが茨城県のナンバー。
約2時間の時間調整があるので、ここで顔を洗ってお化粧をしよう、と考えていた私。
誰もが同じことを考えているのは当然でした。公衆トイレは朝の身支度をしている人でいっぱい。
そして朝食もここでと思いサービスエリア内のセブンイレブンに行くとここも人・人・人。
そして「ここは茨城か?」と錯覚するくらい聞こえてくる会話は茨城弁(笑)ここにいるほぼみんなが石岡一高の応援に行くんだなと思うと甲子園出場ってほんとにすごい事なんだな。とあらためて感じる。
甲子園球場に到着。
3塁側アルプス席入口前で試合開始を待つ石岡一高の大応援団
これから始まる石岡一高ナインの活躍にワクワクドキドキの時です。
試合開始。石岡一高ペースで試合が進む。
岩本投手が140キロ越えの直球や110キロ台の変化球で三振を重ねて大いに盛り上がるアルプススタンド。
2-0で9回裏の守りについた時には観客席も勝利を確信。2死二、三塁も2ストライクと追い込み、あと1球で勝てる!と思ったとき・・・2点タイムリーで同点にされ試合は延長戦へ。
ここからは祈る思いで一球一球を見守る。
そして11回裏・1死満塁のピンチ。アルプススタンドからは大きな声援が飛び交う。「がんばれー」みんなの想いが大きな波になる感じ。
そして岩本投手の投げた球は相手をピッチャーゴロに打ち取った。「よしっ!」「ゲッツ―だ」
次の瞬間キャッチャーミットからそれたボールが転がっていく。「ああーーーーーーーーー」声援が悲鳴のようなため息のような声に変る。選手たちが力尽き崩れ落ちる。
手に届きそうだった甲子園初勝利はあと少しのところで消えてしまった。
本当に残念だった。けれど最高の試合をしてくれた石岡一高ナインに感動をありがとう!の気持ちで胸がいっぱいになった。
病気になるまではいつも球場に足を運び石岡一高の応援をしていた父は石岡一高野球部OB。
病床でも石岡一高の試合を気にしていた父でしたが、昨年10月甲子園出場が決まる3か月前に他界。
そんな父と一緒に甲子園へ行きたいと高齢の母が意を決してバスの長旅にチャレンジしアルプススタンドで遺影を胸に声援を送る。
母の隣で石岡一高ナインのプレーを見ながら喜んだり怒ったりしている父の姿が見えたような気がした。
素晴らしい試合で感動させてくれた石岡一高野球部の皆さん本当に本当にありがとうございました。
夏にもっともっと強くなって甲子園に戻ってくる石岡一高ナインの姿を思いながら甲子園を後にした。
私達の乗る応援バスは途中休憩をしながら午前2時過ぎ無事に小美玉市に到着。
バスツアーの段取りをしてくれたK様ご夫妻、大変お世話になりありがとうございました。
高校野球はやっぱり最高です!
今日のたやまんぷく
父が好きだったというので…松庵のスープ (茨城町)