By 田山建設 on 2019年03月13日(水)
Category: Blog

地震に強い家づくり3/13・コロニアルのメンテナンス

​田山建設で採用している屋根材で一番使われているのがケイミューのコロニアルグラッサです。

コロニアルというと色褪せが心配。とか10年で塗替えしなきゃダメですか?などの質問をされることが多い。

そこでコロニアルグラッサがどのような製品なのか調べてみました。

ちなみにコロニアルというのはケイミューという大手メーカーが販売している屋根材の名前で「スレート屋根」という種類なんですよ。

ケイミューのコロニアルグラッサは色褪せしにくい「無機三層構造」

 1層目が無機顔料を混合した「無機化粧層」

トップコートと同色の無機顔料を混合した着色セメント層が「無機化粧層」

有機顔料は粒が小さいため経年によりセメントの細孔から流出し色が退色していくのに対して無機顔料の粒はセメントの細孔より大きくセメント内に留めることができるので色感を保持し続けることが可能なのです。

 2層目は釉薬加工を施した「無機採石層」

細かい石にトップコートと同色の釉薬加工を施した無機採石を敷き詰めたのが「無機採石層」

ガラスの持つ耐蝕性や美しい色合い光沢を長期間維持することができる特徴を併せ持ち耐久性も優れています。

3層目は無機系塗膜「グラッサコート」

直接太陽の光を浴びるトップコート部分に採用されているのが、紫外線に強い無機系塗膜「グラッサコート」一般的な有機塗料とは違い分子間の結合エネルギーが紫外線エネルギーを上回っていて切れにくく色褪せを起こしにくい構造となっています。 

30年相当の耐候性試験でも色褪せが少ないことが確認されています。

たとえ表面の色が薄くなったり汚れがついた場合でも屋根材としての基本性能は変わりません!

なので再塗装は美観の維持向上を図りたいと思うときだけで大丈夫です。

なんにしても10年に一度の点検をすることが長持ちの秘訣ですね!

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