こんにちは。
茨城県水戸市・小美玉市を中心にパナソニックテクノストラクチャー工法で注文住宅の地震に強い家づくりをしている田山建設の田山真由美です。
行方市に建築中のテクノストラクチャーの家は外壁工事が始まりました
外壁貼ってないじゃない
と思いました?
これは通気胴縁といって外壁の下地を施工したところなんです
通気胴縁は外壁の下地の役割のほかに外壁内の通気を確保する役割があります
強い日差しの照り付けている外壁から室内へと熱が伝わりやすかったらエアコンをかけても効きが悪くなってしまいますよね。
それに暖かい空気は多くの水蒸気を含むことができるから気温が下がると内部結露が発生しやすくなってしまうんです。
そこで外壁内に空気の通り道を作って熱を逃がしてしまえ!!というわけです。
熱い空気は上昇する性質がありますよね。
その性質を利用して外壁内の熱い空気を上部へ逃がしてあげるんですよ。
上部へ逃げた熱は外壁と軒裏の取り合い部分にある通気金具から放出されるのです
これで壁の中の良い環境が保たれます!!!
T様邸の外壁はタテ貼りなので胴縁を横方向に施工しています。
これじゃ空気が上にあがるのを邪魔しちゃうんじゃないの?
と思いますよね~
そこは心配ご無用!
実はこの胴縁にはエアホールという空気の通り道があるんですよ。
外壁工事も奥が深いですね~
家づくりってこういう細かいところを知るのも面白いんです。