震災に揺るがなかった試作棟高品質・高強度な木造住宅をつくりたいという思いから、パナソニックのテクノストラクチャー開発プロジェクトは始まりました。プロジェクトチームは「木+鉄」の梁や、一棟ごとに構造計算を行うなど新しい手法を開発し、検証を繰り返しました。試作棟の建設・検証を受け、最終の試作棟ができたのは「阪神・淡路大震災」の直前。完成直後に実際の地震で激しい揺れに襲われたものの、試作棟は基礎のわずかなひび割れさえない無傷の状態でした。その後、震災のデータをもとにした耐震実験でも新工法の強度が実証されました。プロジェクトメンバーは、震災をきっかけに耐震性の重要さを改めて実感し、この工法を多くの人に広めていきたいという思いを新たにしました。 (実物大住宅での耐震実験も実施)東日本大震災を経験した...
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