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50年後のありがとう

こんにちは。

茨城県小美玉市・地震に強い家づくり。田山建設の田山真由美です。



今から50年ぐらい前

明治生まれのおばあちゃんと過ごした日々の思い出話です。

ブログに書き始めたらポロポロと思い出すことが出てきてなかなか終わりません。

​私が幼稚園に入る年におばあちゃんの家からすぐ近くに新しい幼稚園ができる事が決まり

両親はおばあちゃんの家から私を幼稚園に通わせることも考えていたようです。


でもおばあちゃんが

両親や兄弟といつまでも別々に暮らすのはよくない

と言って私を家に帰したと聞きました。

家に帰った最初の頃はおばあちゃんが恋しくてさみしくてよく泊まりに行っていた。

でも兄弟や近所の友達と遊ぶことが楽しくなってくると
おばあちゃんのところに行くことが面倒臭くなって
少しずつ泊まりに行くことも少なくなった。

しばらくしておばあちゃんが病気になった
それでも私はおばあちゃんのところに行きたいとは思わなかった。


実はおばあちゃんが病気になって亡くなるまでの記憶がほとんどない。​

おばあちゃんちに行くのが面倒だなって思ってたことだけは覚えてる

たぶん、おばあちゃんのことも好きじゃないと思ってた。


​そしておばあちゃんが亡くなった


亡くなった時にどんな気持ちだったのか思い出せない。

泣いていたのかも思い出せない


思い出せるのは亡くなってしばらくたってから急にさみしくなったこと

布団を頭からかぶって泣いたこと


おばあちゃんにはもう会うことができないんだ

生きているうちになんでもっと会いに行かなかったんだろう

なんで面倒だって思ちゃったんだろう

なんで好きじゃないって思っちゃったんだろ


おばあちゃん、ごめんね、ごめんねって

​今でもその時のことを思い出すと胸が締め付けられる。


今回ブログを書きながらいろいろな事思い出した

おばあちゃんのおかげで今の私があるんだなってあらためて思った。

50年も経ってしまったけど

おばあちゃん、ありがとう。


ということで

明治生まれのおばあちゃんと過ごした日々の思い出話はこの辺で終わりにします。

毎日、私の思い出話ににお付き合いくださった皆様ありがとうございました。


こんな時だけど誰かの役に立つのなら
基本は挨拶!と教えてくれた

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