こんにちは。
茨城県小美玉市・地震に強い家づくり。田山建設の田山真由美です。
今から50年ぐらい前
明治生まれのおばあちゃんと過ごした日々の思い出話です。
母の仕事がお休みになる土曜の午後から家に帰ることが時々ありました。
当時車の免許を持っていなかった母はバイクに乗って迎えに来てくれました。
父が車で迎えにきてくれることもあったのですが、そのときのおばあちゃんは大変です。
とにかく父が来たらお待たせすることなく車に乗りこめるようにと、
午後からの迎えなのに朝から荷物をまとめて入口そばに置いておきます。
そして、父の到着に気づかないなんてことがないように
ずーーーっと外を見ながら時間を過ごします。
そうそう、待ってる間におばあちゃんからのご指導があるんですよ。
それは、家にいる父方の祖父と祖母に対するご挨拶
正座をして三つ指ついて
「泊まりに来ました。お世話になります。」
的な挨拶をするんですが、何度も何度も練習しながら父を待つんです。
これが毎回の事だったのか1度きりの事だったのかははっきりしません
ただ、通りを見ながら父を待つ自分の姿はやたらと鮮明に覚えています。
家に帰ってからの記憶はおばあちゃんに指導された挨拶をしてるところしかありません。
私はいったい家族とどんな風に過ごしていたのでしょうね。